「点字を書く」と言っても、点字プリンターで印刷したのだ。
自宅で行ったこと
- 「お点ちゃん」Windows XP 版を USB にインストール
- 田布施町のWebページ > 広報たぶせ > 平成21年 広報たぶせ > 広報たぶせ 9月11日号(平成21年) と進み、10ページの「保健センターだより」にある 『野菜を食べましょう』 を Word にコピペ。普通の Word 文書に編集して保存。(→ P10_doc)
- 点字の「見出し」はインデント(スペースの数)で行う。
Wordに貼り付けたのはスペースの数が目視できるため。スペースの数が判るテキストエディタ(例えば「秀丸」)の方がいいが、Wordの練習にはならない...
- Word 文書をテキストファイルに変換。
- テキストファイルを「お点ちゃん」に掛けて「分かち書き」を作成。
- 分かち書きに修正を加えて、(USB に)保存。
≪疑問点等≫
- 電話の Tel. → “でんわ”の方かいいか?
- 52-4999 → “-”は?
- 〜9月の健康増進普及月間にあわせ‥‥運動実施中です〜 → “〜”は入れるべき?
- “常備菜を”→ お点ちゃんは“じょうび なを”と訳した。“じょうびさいを”が正しい?
こういう専門用語? に勝手に「脚注」等を付けてもいいのか?
- “旬野菜は、”→ “しゅん やさいわ、”でよいか?
- “かさが減り”→ 原文に忠実でよいか?
- 確認のため、「分かち書きと六点の併記リスト」を行った。
点字プリンター使用 in 図書館 (14:30〜15:30)
※ お点ちゃんで印刷
- USB から「お点ちゃん」を起動 ‥‥ 問題なし。
- 印刷を試みるも、プリンターはウンともスンとも言わない。(キューに溜まらない)
- プリンタ名が「EXTRA Braille Printer Driver」となっているのが気になった。
これはプリンタの名前(例えば、BT-201)ではないからだ。
- 点字プリンターを接続してあるデスクトップ機(Windows XP)にインストール済みの EXTRA を起動。
- USB の bse ファイルを開く。
- [点字印刷]を起動!
- プリンタ機種: BT-201
- 用紙長: プリンタ規定値
- で、印刷出来たッ!
編集後記
- EXTRA で、Word 文書から分かち書きを行ってみたが、「お点ちゃん」より優秀であった。さすがに有料(79,800円)のソフトだ。
- 「国語力」が無いとダメだ。一人が分かち書きを読み上げ、点訳のベテランが原文を見てチェックする二人三脚方式で行わないと「誤訳するなぁ」と思った。
- パソコンで点訳すると分かち書きが残せる。良いことではないが改訂版の発行も容易にできる。それが、利点であろう。
- 自宅に戻り、点字を書くときのイメージにするため「裏返し」にしてスキャンしてみた。
スキャン直後の画像はコントラストがなく試行錯誤したが、「γ補正」が効果的であった。