Microsoft Word2003 で箇条書きしてある段落(行)にカーソルを移すと、ルーラーが次のように表示されます。([編集記号の表示/非表示]がオンの状態)
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- 左インデント: 4字
- ぶら下げインデント: 2字
- 左揃えタブ位置: 6字
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§行頭の文字(記号)を変更する
- 行頭文字を変える段落にカーソルを移す。
- [書式]メニュー ⇒[箇条書きと段落番号]をクリックする。
- 【箇条書きと段落番号】ダイアログボックスの[箇条書き]タブで、変更する行頭文字を選択(クリック)し、
- 現在の箇条書きの行頭文字が選択状態になっている。
- 現在のはそのまま残して、他の(使用頻度の低い)行頭文字を変える時は、それをクリックする。
- [変更(T)...]をクリックする。
- 【箇条書きの書式設定】ダイアログボックスになるので、「行頭の文字」の[文字(C)...]をクリックする。
- 【記号と特殊文字】ダイアログボックスで、下記等から1つを選択し、[OK]をクリックする。
- 一般的には、フォント「Webdings」,「Wingdings」,「Wingdigs 2」から選ぶことが多い。
その他には、- フォント: 「MSゴシック」または「MS明朝」
種類: 「その他の記号」,「装飾記号」,「CJK用の記号および分音記号」
- フォント: 「MSゴシック」または「MS明朝」
- 一般的には、フォント「Webdings」,「Wingdings」,「Wingdigs 2」から選ぶことが多い。
- 【箇条書きの書式設定】ダイアログボックスに戻ったら、[OK]をクリックする。
§段落の書式を変更する
下図のようにする例です。
- 変更する箇条書きの段落にカーソルを移す。
- [書式]メニュー⇒[箇条書きと段落番号]をクリックする。
- 【箇条書きと段落番号】ダイアログボックスの[箇条書き]タブで、[変更(T)...]をクリックする。
- 【箇条書きの書式設定】ダイアログボックスで、次のように入力する。
- 行頭文字の配置
- 左インデントからの距離j: “2字”
- 字下げとぶら下げ
- タブ位置k: “2字”
- 左インデントからの距離l: “2字”
- 行頭文字の配置
- [OK]をクリックする。
ヒント
- 【箇条書きの書式設定】ダイアログボックスで、字数の数字は半角文字で入力します。
- 上記設定後、再度、【箇条書きの書式設定】ダイアログボックスを開いてみると、次のようになっています。
j: 0mm、k: 7.4mm、l: 7.4mm
これは、1字の大きさは 10.5pt,すなわち、(10.5×25.4)/ 72 =3.7mm に字数を掛けた値と一致します。 - ページトップの図のようにするには、【箇条書きの書式設定】ダイアログボックスで
j: “4字”、k: “6字”、l: “6字”
と入力します。 - 【箇条書きの書式設定】ダイアログボックスで
j: “0字”、k: “3字”、l: “2字”
と入力すると、次のように1行目が1字インデントされた状態になります。
(箇条書きが1行以上になる時に有効) - 実際には、まず1段落(行)で自分が気に入る箇条書きの設定を行い、他の段落には、[書式のコピー/貼り付け]を使った方が楽です。