富士通のメルマガ「AzbyClub通信」にあった
Internet Explorer 8では、「アクセラレータ」で知りたい情報を素早く手に入れることが可能になります。
アクセラレータは、ホームページ内の気になった文字を選択してワンクリックし、メニューから調べたい項目を選ぶだけの3ステップで、選択した文字を元に検索したり、地図を表示したり、翻訳結果を確認することができます。
便利そうだけど、今でも手で出来るし、IE7が不便だった訳でもない...
Internet Explorer 8で追加された新機能「Webスライス」は、ホームページの更新情報をお気に入りバーに登録し、いつでも手軽にチェックできるようにするためのものです。
Webスライスを利用することで、ニュースや天気予報、スポーツの結果、株式情報、オークションなどの更新情報をチェックするためだけに、それぞれのホームページにアクセスする必要がなくなります。
ただし、Webスライスは、ホームページがWebスライスに対応していないと利用することはできません。
これは、マイクロソフト社がWebページを作成する人(組織)に「こういう機能を備えましたので対応してください」というもの。ユーザーが恩恵を受けるのは、まだだいぶ先の機能だ。
Internet Explorer 8でホームページを表示したときに、文字や画像、テキストボックスなどの位置が崩れることがあります。これはInternet Explorer 7以前の古いブラウザ向けに作られたホームページがInternet Explorer 8に対応していないために起こる症状です。その場合は、互換表示機能によって正しく表示できる場合があります。
レイアウトが崩れてしまうホームページにアクセスすると、アドレスバーの右側に「互換表示」ボタンが表示されます。この「互換表示」ボタンをクリックすると、ホームページが正しく表示されます。
「私のホームページ」が崩れたのもこの所為? しかし、「互換表示」ボタンは表示されなかった。
「崩れているのか否か」は訪れた人には判らない。むしろ「後者」と判断するであろう。「罪なIE8だ」と言われても仕方ないのでは? 今後、「こういう風に作ってください」サイトはあるのだろうか? それが親切というものだ。
Internet Explorer 8では、従来のフィッシング詐欺検出機能が強化された「SmartScreenフィルター」が実装されました。悪意のあるサイトからのソフトウェアのインストールを防ぎ、詐欺サイトによるデータやプライバシー、IDの悪用から利用者を保護することによって、ホームページの閲覧やメールの利用などでより安全性が高くなっています。
「安全性が高くなっています」というのは曲者。「安全性を高くしたので、面倒になりました」って何で言えないの?
Internet Explorer 8では、アクセラレータやWebスライス、検索プロバイダなどを手軽に追加して、自分好みにカスタマイズできるようになっています。これを「アドオン」と呼び、新しいアドオンは「アドオンギャラリー」から自由に入手できます。
「質量普遍の法則」というのがある。「便利」なアドオンギャラリーにウィルスが仕掛けられるということは「絶対にない」の? それをどうやって証明できるの? とは言え、それを公開すると、回避するソフト(ウィルス)を作る人が大勢いるという現実を忘れてはいませんか?