以前から感じていたが、解説してあるサイトをたまたま見つけた。
MacでWebページを作っていていつも気になることのひとつが、Windowsで見た時のイメージの違いだ。とりわけ大きく違うのが文字サイズ。
画面解像度は、Macが72dpiでWinは96dpiになっている。しかしこれ、画像の表示には影響しない。
では、文字だとなぜ違いが起きるのか。そこに「ポイント」という単位がからむ。
1ポイントは1/72インチとされている。72dpiは1インチが72ドットということだから、これだと1ドットが1ポイントになる。「ドット」も「ピクセル」も同じく「画素」と言えるので、つまり1画素=1ドット=1ピクセル=1ポイントとなる。だから、たとえば10ポイントの文字は10ピクセルで表示される。
Macの文字サンプルを見ても、ポイントとピクセルは同じサイズで表示されているのが確認できる。
96dpiではどうか。印刷だと解像度が上がれば精度が上がる。ようするに、表面サイズは同じでドットの粒が小さくなるわけ。しかしモニタの場合は、画面の面積が同じである限り1個の画素サイズは変わらない。すると96ドットが1インチということになる。1ポイントは96/72=1.33……ドット(ピクセル)となり、解像度の数値の違いがそのまま約1.3倍という大きさの違いとなってくるわけだ。
結論は、Windowsの方が大きい‥‥ ようだ。
以前、Mac愛好者が「Macではモニタ上の大きさと印刷時の大きさが同じなので、モニタにスケールを当てて設計できる」と言っていたことを思い出した。なるほど、そう言うことだったんだぁ〜