見出し | 「ワンクリック詐欺」の相談が急増中、ウイルスを使う新手口も出現 |
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出所 | PC Online ビジネスパーソンのパソコン活用情報サイト 2009年4月2日 |
URL | http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20090402/1013817/ |
セキュリティに関する相談や届け出を受け付けている情報処理推進機構(IPA)は2009年4月2日、3月中の届け出状況を集計して発表した。それによると、ワンクリック詐欺(ワンクリック不正請求)に関する相談は503件で急増中。また、ウイルスを使った新手口が確認されているという。
ワンクリック詐欺とは、インターネットを悪用するオンライン詐欺の一種。Webサイトに置かれた画像やアイコン、リンクなどをユーザーがクリックしただけで有料サイトに登録したとみなし、払う必要のない料金を請求する。
ワンクリック詐欺サイトの中には、動画ファイルなどに見せかけてウイルスを置いているところがある。だまされてそれらを実行してしまうと、ウイルスに感染。ウイルスは画面上に料金請求の画面を絶えず表示して、パソコンを著しく使いづらくし、料金を支払わせようとする。こういったウイルスは「ワンクリックウエア」などと呼ばれる。