まりふのひと

ハードディスクの粉砕はこうして行われる

日経パソコン PConline 2008年12月17日

同社で用意しているメニューは論理消去と物理消去の2種類。
 論理消去の場合、守秘義務契約を結ぶ場合と結ばない場合があり、前者の場合、3600円/台、後者の場合2500円/台となっています。
 物理消去の場合、守秘義務契約付きで4800円/台。データサルベージコーポレーションの物理消去は、プラッターを細かく切り刻む方法で行います。
 論理消去に関しては、「通常の一般消費者向けのソフトでは消せないようなデータまで消す。例えば、不良セクターやプラッターに傷が付いている部分に存在するデータも消去する」(岡田氏)としています。

ハードディスクを分解する様子 が見られる。このうち、プラッターをシュレッダーに掛ける。

 最近では、守秘義務やデータ消去証明書の内容に関する要求の多様化や出張サービスの要望などが増えているそうです。そのため、同社では今後は技術的な面より、サービス面での充実を図る必要があると考えているようです。岡田氏も「実際、データ復旧に比べると技術力という面ではそこまで他社と差が付く分野ではない。技術面よりサービス面が重要になってくる」と話してくれました。