第20回の竹炭窯では、140φの煙突の上に幅40mmの鉄板を2枚載せて絞った。これは50%絞ったのか、それとも40%、いや30%なのか‥‥
せめて図面だけでも正確に描いてみようを、オフ会中にWordに挑戦した。
§Wordで5mm間隔のグリッド線を引く(方眼紙のイメージ)
- Wordを起動
- [ツール]メニュー ⇒[オプション]をクリック
- [全般]タブの
- 使用する単位: [ミリメートル(mm)]
- 「文字単位での編集を可能にする」のチェックを外す
- [OK]で閉じる。
- 【図形描画】ツールバーの[図形の調整]⇒[グリッド]をクリック
- 【グリッド線】ダイアログボックスで、
- 文字グリッド線の間隔: 1mm
- 行グリッド線の間隔: 1mm
- 「グリッド線を表示する」にチェックを入れる。
- 「文字グリッド線を表示する間隔」にチェックを入れ、値を“5”にする。
- 行グリッド線を表示する間隔: “5”
- [OK]で閉じる。
以上の設定で、ドラックした時に移動量が1mmになるはずだ。
§面積を求める(単位はcmとした)
- 煙突の内径の面積
- πr2 ‥‥ 3.14×6.6×6.6=136.8cm2
- 106φの面積
当初は 106φでくり抜いたステンレス板を置いていた。- πr2 ‥‥ 3.14×5.3×5.3=88.2cm2
- 40mmの鉄板1枚を載せた時に出来る欠円の面積
扇型(cadb)の面積から、三角形(abc)の面積を引けばいいはず。それには、角acb が判ればいい...- 下記2.−3.=47.6−17.6=30cm2
- 角bcd(底辺と斜辺から角度と高さを計算) は、62.96度≒63度
- 扇形の面積=136.8×((63×2) / 360)=47.6cm2
- 三角形abc の面積=3.0×(6.6×sin63)=3.0×(6.6×0.891)=17.6cm2
- 下記2.−3.=47.6−17.6=30cm2
§結果
- 40mmの鉄板2枚で塞いだ時の絞り率:
- (30×2) / 136.8=0.439 ‥‥ 44%
- 106φのステンレス板を置いた時の絞り率:
- (136.8−88.2) / 136.8=0.355 ‥‥ 36%