まりふのひと

触媒士・杉尾榮治さんを訪ねる

光市室積の「月面基地」の住人、「触媒士」と名乗る杉尾榮治さんを訪ねた。
きっかけは「里山再生と月面基地」。ご夫婦で、快く対応していただいた。
その後、炭焼き窯のある現地まで案内していただき、出来たての竹炭のお土産まであり恐縮。

 手前の長いのが、出来た直後の竹炭。

竹炭のポイントは「断面にある」とのこと。

すなわち、「折って使った方が効果がある」という。
私の発想はこうだ。

  • 畑に猪が出るようになった。(私が畑をやりだす前から)
  • その原因の一つは、「里山が放置されたから」ではないかと思う。
  • 里山が放置された原因の一つに、「里山から出る燃える物を処分できなくなった」があろう。

  • 里山を再生すれば、猪も出なくなるのではないか。
  • 里山から出る「燃える物」を燃やす場所がほしい。(「お爺さんは柴刈り」なのだ! 芝刈りではないッ!)
  • 燃やした結果出る灰は、畑に撒けば良い。
  • 手入れされていない竹林は多いはず‥‥だ。(たぶん)
  • 里山から出る燃える物を燃やした結果、竹炭ができれば一石?鳥になる。
  • たとえ失敗して竹灰を作ってしまっても、畑に撒けばよい。

こう考えたら「やるっきゃない!」 やりながら考えるとしよう。

コメントより

  • 杉尾玄昭 『いきなり対応力にビックリ!植物は太陽エネルギーを利用して空中の二酸化炭素をどんどん固定してくれます、このことが温暖化予防の大きな柱になっていますが、植物が枯れて朽ち果てると全ての炭素は空中に吐き出されます、成長した植物を炭にして炭素を固定して初めて系全体としての効果のなります、炭の効能はいろいろあるようですが、植物を炭に変質させることそのものが、重要な行為だと思っています、これからもよろしく。ありがとう。』(2007/03/25 18:02)