畑にはラジオを持って行く。即ち、ラジオを聞きながら‥‥の「ながら族」だ。
「ながら」なのでハッキリ覚えていないが、「ある高僧の食事を作る担当になった僧」の回顧録。
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- 昼食は「うどん」が定食とのこと。
- 腕を奮って、シイタケ+αで「出汁」をとり、出した。
- 高僧が「ご苦労様でした」と食器を持って(下げて)来た。(これは普通ではないらしい)
- 担当の僧はえらく感動した‥‥
- ら、5切れ入れたシイタケがそのまま残っていた。
- そこで、コーチャーの僧に聞いたら、「高僧はシイタケが嫌い」とのこと。
- 「何故、教えてくれなかったのですか?」とコーチャーに詰め寄った...
- 「教えるのは親切でない」と...
ポイントは、
- 高僧は不平一つ言わないどころが、「謝辞」を表した。
- コーチャーの僧も、毅然とした態度であった。
親を切るのが親切か? 次のウェブページに、その後のラジオの続きが載っていました。
- 我が家の長男の疑問です。「親切」という言葉はなぜ ”親を切る” なの?親を切ったら親切とは言わないよ。
- この言葉は中国から伝わった言葉です。「親」は「親しい」の「親」です。また「切」は肌に応えるという意味で、もともとは「ぴたりと肌に応える」という意味でした。また同じように中国から「深切」=心入れの深いことという言葉も伝わり、この両者が同じ発音であり同じような意味合いであることから中世以降混用されるようになったのです。
「懇切丁寧に教えるのが親切か?」 今、悩んでいる。