日経パソコン ARENAメールの中に「インターネットオークションで詐欺にあった人」の記事があった。
‥‥店頭なら5万円近くするシロモノです。さすがにライバルも多かったのですが、見事2万8000円で落札できました。商品が到着する1カ月後が待ち遠しく、わくわくしていました。
しかし、うまい話には裏があるもので、待てど暮らせど肝心のカメラが届かないのです。出品者に連絡しても「現在発送中ですので今しばらくお待ちください」の一点張り。そしてついには、連絡が取れなくなってしまいました。さすがにおかしいと思い、少し調べてみると、今回のケースは「自転車操業詐欺」という有名な詐欺の手口にぴったりと当てはまることが分かりました。
納品期日を長めに設定し、手元に商品がない状態で出品、落札者から入金されたお金を元手に商品を買って出荷する、というループを延々と繰り返す手口です。落札者からの入金が滞るとたちまち立ち行かなくなってしまうため、自転車操業詐欺と名づけられたようです。
取引自体は多数に及ぶため、オークションの評価者欄にも好評価が並ぶ、というおまけつき。オークション超初心者の私は、コロッと騙されてしまいました。
一方、日経パソコン(雑誌)には、「オークションに参加したいが詐欺が心配」との質問に、次のような答えが載っていた。
- 詐欺被害を完全に防ぐ方法はない。
- 入札前のチェックポイント
- 商品の写真があるか? 他からの流用ではないか? ==>手元に現物がない可能性
- 納期がかなり先に設定されていないか? ==>自転車操業詐欺の可能性
- 評価欄を鵜呑みにしない ==>自作自演の可能性もある
- 落札後のチェックポイント
- 補償制度が用意されているが、制約もあり、あまり有効に機能しているとは言い難い。
思うこと
私はこれまで10数回しか利用していませんが、詐欺に遭ったことはありません。ただ1回だけ、
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- 10万円以上するので、手が出なかったパソコンソフトがあり、
- そのアップグレード版を、ヤフーオークションで見つけた。(アップグレードCDのみでマニュアル等はない)
- で、定価の1/10程度の値段で落札したので、思わず、ヤッター!!
- 商品が来て、早速インストール。
- ヘルプを見て、四苦八苦,試行錯誤するけど使える状態にならない。
- よくよく調べると、自分が持っているソフトはアップグレードの対象になっていなかった。
という失敗を経験しています。
「果報は寝て待て」と言われますが、オークションに関しても言えます。
- 欲しい商品があっても、2、3度はやり過ごす。
- その時、落札直前のつり上げられ方をよく見ておく。
- 同じ出品者が同じ物を出品していることがあるので、出品者と落札者を書き留めておく。
自作自演で落札価格の引き上げを図っているような節があるのです...
参考
ヤフオク詐欺の回避方法
このサイトには、ヤフーオークションで詐欺に合わないためのポイントが載っており、参考になります。